朝のあいさつ
今日は3年7組に直接関係のあることが書ける。
いつもJR手稲駅を降りて勤務先までは安易にバスに乗らず、歩くことにしている。
今朝はとても寒かったので一度迷ったが、やはり歩くことにした。
途中の信号待ちで、向こうの方で同じように信号を待っている人の顔を見た。その人はマスクをしていない。そのおかげで、自分の記憶にある知人の顔のデータとの照合が加速した。窪田満さんだ。向こうもこちらに気づいた。私もマスクをしていなかった。
なかなか信号が青にならない。ほんの数秒なのだろうが、この時間が結構長く感じた。やっと青になり歩きだして近くなったところで、相手の「今年もよろしくお願いします」とこちらの「おはよう」が重なった。すれ違いながらの挨拶で、「またね」と言ったら「はい」と返ってきた。本当に短い時間の再会だった。そのあと私は、なぜか歩みを早め、小走りになった。路面の氷などを気にしてゆっくり歩くより、勢いをつけて走りたかった。
もしお互いにマスクをしていたら、この出来事は起こらなかっただろう。
もしかすると、マスクをすることで本当は起こっているなつかしい人や知人との再会を気づかずにいるのかもしれない。
そんなもったいないことにならないように、作ってでも人と会う機会を持つべきというのが今日の教訓か。